水飲み鳥の歴史

水飲み鳥はどこで生産・作られているのか?

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水飲み鳥の現在の生産

昭和40年代(1965年)のお茶の間には、結構お水を飲む鳥がいたそうです。私の家にはありませんでしたが、あの頃見た記憶はあります。あの滑稽な鳥は今どこで生産されているのでしょうか?

この鳥はガラスのフラスコ型のお腹に赤色や青色の液体が入っていて、前に置かれた背の低いガラスのコップ一杯につがれた水をゆらりゆらりと繰り返し飲み続ける、1960代~ごろの人にとっては、すごく懐かしいおもちゃではなかったのではないでしょうか。

現在の生産についていろいろ調べてみると

1952年に考案されたというこのおもちゃは、昭和40年代(1965年)ごろに爆発的に生産され、喫茶店やデパート、おもちゃ屋さん、保育園や幼稚園など、至るところで見られたそうです。私も薄らの記憶しかありませんが記憶にあります。それでインターネットで発見したとき、思わず1羽購入してしまいました。商標登録された「平和鳥」の他に、「幸福鳥(ハッピーバード)」や「クリスタルバード」といった数多くの類似品もあったということです。

当時、新潟市でガラス加工に携わる、錦澤徳三郎さん(74)も水飲み鳥を手掛けた一人ということです。生産が盛んだった昭和40年代、東京の業者の依頼によって「幸福鳥」の生産を開始。ピークの時は、地区全体で20万個ほどを出荷していたとのことで、アメリカにも輸出していたそうです。その後人気がぴたっと止まりました。錦澤さんは、「現在でも、幸福鳥を作ることはできる」とのことです。

現在販売されているもののほとんどは中国製で、関係者によると、日本では、他の昔のおもちゃにも言えることだが、採算を取ろうとするとかなりの数の部品を生産する必要があるため、そこまで発注するリスクは負えないとのことです。

実はこの水飲み鳥、現在でも入手することができ、インターネット通販や価格比較サイトで「水飲み鳥」と入力すると、1体が1000円前後で販売してる。

ちなみに、私が製作販売しようとしている水飲み鳥専用自動給水器にセット売りしようとして、中国の業者と接触してみたが、液体を使っているので輸入は簡単ではなかった。現在、他の業者を当たってみようと調整中です。




平和鳥は日本製がいいのか中国製でいいのか?

2018年現在、ほぼ中国製です。日本製とうたわれた情報も時々見受けられますが、販売元ということで、生産もとではないようです。
以前は、台湾製も生産されていましたが、現在は中国製のみの商品となってい ます。それでも中国製は大量生産品なので、仕上げもだいたい綺麗で問題ないかと思います。

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